相応しい展開のロープレのヒントは論述試験問題にあった!

ロールプレイ
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ロールプレイは苦手という方

ロールプレイが苦手という方。頭では分かっていても実際のロールプレイで思った通りの展開に持っていけない。事柄のことばかり聞いてしまう。話が深まらない。経験の再現ができない。どんな問いかけの仕方が良いのかわからない。いつ切り出してよいのかわからない。話がすぐに終わってしまい、次に何を言うべきか、どのように質問して良いのかわからない。自分で沈黙してしまう。話題の切り替えを何度もしてしまう。最終的にどのように展開していくのが良いのか、結論は何なのか考えてしまう。クライエントの話を自分なりに解釈、理解し「それは、~ということなんですよね?」という聞き方をしてしまう。

逐語録を作成する時間がない!

ロールプレイが苦手と感じる方は様々な理由でそう感じるのでしょうが、自分のロールプレイを逐語録にしてみると、気付くことが多いものです。何回も繰り返すうちにある日突然修正される、と感じることもあるでしょう。しかしなが逐語録を作るのは時間も手間もかかり、簡単に作れるものではありません。

論述試験の過去問にヒントが

そこで、JCDAの論述試験の設問で出てくる逐語録の内、共通部分とキャリアコンサルタントが相応しい応答をしている事例(逐語録)が大いに参考になります。共通部分では、ロールプレイ冒頭の切り出し方、受け止め方、問いかけの仕方、主訴の確認の仕方など、キャリアコンサルタントとしての「態度」や「傾聴」のポイントが凝縮されています。事例の部分では「経験の再現」「意味の出現」を促す問いかけが必ず行われています。そしてどのタイミングでその問いかけがなされているかも非常に参考になります。

問いかけ方法の参考事例はこれだ!

過去のJCDA論述試験問題の事例から「経験の再現」と「意味の出現」について問いかけを抜粋してみると次の通りです。

  • 第4回
    経験の再現:「先ほど出向の話を聞いた時、すごく動揺したと言われていましたが、その時のことをもう少し詳しく教えていただけませんか」
    意味の出現:「その時の惨めな気持ちというのはどういう意味があるのですか」
  • 第5回
    経験の再現:「報われると思ったのに地方へ転勤と言われて、どんなお気持ちなのですか」
    意味の出現:「ハズレくじを引く、というのはAさんにとってどうゆうことを意味するのですか」
  • 第6回
    経験の再現:「「やる気をなくした」と言われましたが、最近はどんなことがあったのですか」
    意味の出現:「悲しくなった?どうしてですか」
  • 第7回
    経験の再現:「転勤して早々に辞めようと思っていらっしゃる。何があったのですか」
    意味の出現:「やれることからやっていこうと話しかけられて上司から強く注意されたんですね。そんなご自身のことはどんなふうにみえますか?」
  • 第8回
    経験の再現:「それはショックですね。課長さんから言われた時の様子をもう少し話していただけませんか」
    意味の出現:「今「認めてもらうこと」という言葉を何度も強く言われていたのですが、認めてもらうことをとても大事にされているんですね」
  • 第9回
    経験の再現:「ユニークなプログラムを却下された時の課長さんとのやりとりはどんな感じだったんですか」
    意味の出現:「新しいことへのチャレンジがAさんにとっては意味があるんですね」
  • 第10回
    経験の再現:「担任しようという気力が失せてきたと言われましたが、何かあったんですか」
    意味の出現:「「自分も容認してしまう」と言われましたが、どうしてそう思われるのですか」
  • 第11回
    経験の再現:「「向いていないことが分かった」と言われましたが。その就労体験でどんなことがあったのですか」
    意味の出現:「利用者の方に気配りが出来なかったという経験と、今思い出された中学の体育の経験はAさんにとってどんなつながりがあるのでしょうか」
  • 第12回
    経験の再現: 「不安になられるきっかけというか、具体的な何か出来事があったのですか」
    意味の出現 :「 A さんにとって「新しい企画を創造すること」と「業務を滞りなくこなして引き継ぐこと」 の 2 つは対立するものですか 」

日常会話とは全く違う

このような流れをシュミレーションしておくことで、キャリアコンサルタントとしての意図的な質問ができるようになってくるのです。相手の話を聞いてその感想や自分の考えを述べる日常会話とは全く違うものです。

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