面接試験「将来展望」の答え方

将来展望
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この資格をどう活かすか

「口頭試問」が終われば、最後の評価項目「将来展望」の質問です。「この資格をどう活かすか」。

ロールプレイの内容、出来栄えとは全く関係なく答えられる問題です。ですから事前に100%準備できるサービス問題とも言えます。

「将来展望」の配点は開示されていませんが、面接試験評価項目の5分の一の枠で設定されており、決して軽視することなく満点を目指したいところです。

何文字以内、何分以内という具体的な制限は示されていませんが、一般的には原稿用紙1枚(400文字)程度を1分間くらいで話せるようポイントを絞り、事前に準備する必要があります。

キャリアコンサルタントの社会的意義

「個人的な願望」や「熱意を伝える」こともありだとは、思いますが、養成講座テキストにある「キャリアコンサルティングの社会的意義」「キャリアコンサルティングを必要とする社会的背景」などを基本に将来展望で話す内容を構成する方法もあります。

キーワードとしては、時事的な内容で「少子高齢化」「経済のグローバル化・ボーダレス化」「社会や技術の変化の加速化・高度化」「不確実性」「人づくり」「個人が輝ける社会」「就業率の引き上げ」「仕事と生活の両立」「自らがキャリアを形成できる社会」、そして「働き方改革」(働く方の置かれた個々の事情に応じ、多様な働き方を選択できる社会を実現し、働く方一人ひとりがより良い将来の展望を持てるようにすること)、「誰もが輝ける社会の実現」、「人生100年時代」「ダイバーシティー」「キャリア教育出口論」「若手離職」「セカンドキャリア」「再就職」「中高年」「やりがい社会」などなどです。さらに「AI」や「自動運転」「5G」など情報化社会の進化と人の仕事に言及するのも良いかもしれません。

また新型コロナウイルスも問題も大きな社会問題となっています。その中でキャリアコンサルタントの役割について自分の考えを述べるのも良いかもしれません。

最後は熱意を伝える

・・・そのために、キャリアコンサルタントが必要である!、今求められている!・・・そんな業務に携わっていきたい!・・・こんな感じにまとめ、資格取得に向けた熱意を伝える方法もありだと思います。

あとは、「明るく!」「大きな声で!」「自信を持つ!」「熱意を持つ!」「言い切る!」これに尽きると思います。就職試験の面接でもそうですが「如何に上手に話せるか」「如何に論理的に正しか」「如何に整えるか」ではないのです。

「自分がこの会社でどうしても仕事がしたい」「この会社でなければダメだ」という熱意を伝えること、話し方が下手でも、しどろもどろでもその「熱意」を伝えられることが決め手となったりするのです。世の中に「キャリアコンサルタント」をもっと増やしたいのです。その熱意をもった人たちを合格させたい。試験官たちはきっとそんな思いを持っているはずです。

コメント

  1. kyariko より:

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