面接試験当日の流れ

面接試験
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どのような試験会場か

JCDAの面接試験当日の流れの例です。面接試験は全国様々な会場で行われると思われますが、貸会議室での試験当日の一例をご紹介します。静かな試験環境を確保するため小規模な貸会議室は当日全館「貸し切り」になっていることもあります。

試験は時間帯ごとにグループに分けられています。会場入り口付近で、試験が終わったと思われる受験生とすれ違うこともあります。自ずと緊張感が高まります。会場入口に張り紙の指示で受付へ向かいますが、会場内で終了した受験生とすれ違わないようにここから終了後、会場を出るまで、受験生には一方通行で「順路」が設定されています。

受付後の流れは

受付終了後は、最初の待合室でリラックスして待機します。そのグループの受付時間が終了すると試験の説明などを聞くために別の待機場所に案内されます。各席には受験番号札が置いてあり、その指定席に着席して説明を受けます。

1グループは、全部で30名ぐらいになります。面接試験会場(部屋)は、数か所設置されています。受験番号順にその試験会場(部屋)の数づつ試験会場に案内されます。20分の試験と入れ替え時間で、1組30分程度かかりますので、最後の組になると1時間以上待機することになります。
待機場所でのおしゃべり等はNGなので、しーんと静まり返っています。この静寂がさらに緊張感を高めます。

グループの後半の組になると、だいたい1時間くらい待ち時間があります。後半に当たれば、その時間を利用して口頭試問の「将来展望」で言うことをまとめるなど、最後の追い込みができます。時間の有効活用と待ち時間での緊張感を和らげられます。

いよいよ面接会場の部屋へ

そしてついにその時間が来ると、すべての荷物を持って番号順に並ぶよう指示があり、一列に並んで試験会場に向かいます。会場に着くと、各会場(部屋)担当の方より、各ドアの前の椅子に座って待つよう指示されます。既にお分かりかと思いますが、この会場担当者がロールプレイの「クライエント役」となるのです。

ここから先は「クライエント役を演じる試験係員」という見方を一切捨てて「私がプロのキャリアコンサルタントとして面談する本物のクライエント」という意識で、クライエントに意識を集中するモードに変換する必要があります。このクライエントはどんな人でどんな生き方をしているのか、どのようなことで相談にきているのか等に意識を集中し「自分への心配」は、封印してください。

会場(部屋)に入ると試験官から説明や指示がありますが、その間も意識の方向はあくまで「クライエントその人」です。ロールプレイ中キャリアコンサルタントが何か発言した後に、試験官が一斉にメモを取っているような動き(メモを書く音がする)をする場合もあると思いますが、そんなことは気にせず、ロールプレイ終了まで意識の方向をブレさせないことが必要です。

最後はクライエントに意識を集中させる

試験会場や実施方法、状況などは常に変わってるのでしょうが、ロールプレイで「クライエントその人に意識を向ける」ということは、変わらないことだと思われます。

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