自己評価のテーマは自由に設定
口頭試問における、解答パターンです。
「自己評価」の質問は、オープンクエスチョンであるため、自由に課題を設定して自由に自己評価することができると考えます。
「課題」の部分は、これまでのご自身のロールプレイの練習を振り返って、「ここまでは、いつもうまくできる」「ここはいつも苦手」など整理しておくと良いかもしれません。
そして試験官に「この受験生は、分かっているな」「ちゃんと学習しているな」というイメージを持ってもらうような用語を使用したり、言葉使いを心掛けることも必要かと思います。
しかしながら自分で完全に理解できていないような「専門用語」を使って、試験官に突っ込まれ、墓穴を掘るなどという事態にならないよう、あまり背伸びはしない自分の言葉で答えた方が良いかもしれません。
自己評価の解答パターン
自己評価の解答パターンは次の通りです。「できなかったところでは」初歩的なミス的なものは、避けた方が無難かもしれません。例えば「クライエントの話の途中で割り込んで話してしまった・・・」など。自己評価については評価項目であるので何らかの形で必ず聞かれますので準備は必須です。
「できたところは、○○さんの××という気持ちや感情を丁寧に受け止めて、寄り添うことで最低限の信頼関係を築けたこと。」(「最低限の」を入れることで言葉の信頼性は増します。)
「○○さんの××の経験を語ってもらうことで、自己探索を促し、△△のことに気づいてもらえたこと」(「経験の再現を促す質問」を実際にしていないと、説得力に欠けます。)
「ちょうど○○のことを伺っていましたが、○○さんの価値観や何を大切にしているのか、どうなりたいのかなど、聞けなかった。」「○○さんの今後の具体的な計画まで話ができなかった。」 (「今後の展開」の質問が来た時に、つなげやすい答え方です。)
大切なのは自分のロールプレイを客観視(俯瞰)することができているという自己アピールです。決してロールプレイをやってみた感想をの述べるなど、主観的なことはNG(減点対象)と考えましょう。
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